Yahoo!ディスプレイ広告(運用型)のオーディエンスリスト「広告アクションユーザー」で、蓄積対象が拡張されました。LINEヤフー広告 APIの公式アナウンスによると、「動画視聴」のアクション種別に、コネクテッドTV(CTV)経由の動画視聴分が追加されています。適用は2026年7月29日に実施済みです。
変更内容の整理
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象 | Yahoo!ディスプレイ広告(運用型)のオーディエンスリスト「広告アクションユーザー」 |
| 変更 | アクション種別「動画視聴」に、コネクテッドTV経由の動画視聴分を追加 |
| 適用日 | 2026年7月29日(実施済み) |
| できること | CTVで広告に接触したユーザーへの再アプローチ |
広告アクションユーザーは、指定した広告にクリック・コンバージョン・動画視聴といったアクションを起こしたユーザーを蓄積するリストです。これまでのリストに、テレビデバイスでの動画視聴という新しい接触シグナルが加わった形になります。
背景: CTV配信面の拡大
Yahoo!ディスプレイ広告では、2025年9月発表のインストリーム広告からコネクテッドTVへの配信が可能になっています。公式発表によると、その後「ABEMA」への配信も開始されており、CTVは配信面として存在感を増しています。
一方で、テレビデバイスでの広告接触は、これまで後続の配信設計に活かしにくい接点でした。今回の変更で、CTVでの視聴がリストに蓄積されるようになり、認知施策とその後の獲得施策をつなぐ道が整備されたことになります。
運用への活かし方
公式アナウンスでは、CTVで広告に接触したユーザーへの再アプローチにより、認知施策後の継続的な広告コミュニケーションに活用できると説明されています。
具体的には、次のような設計が考えられます。
- CTVのインストリーム広告で認知を取り、視聴ユーザーにスマートフォン面でリターゲティングする
- CTV視聴済みユーザーを分けて配信し、未接触ユーザー向けと訴求を出し分ける
テレビ画面はクリックによる直接的な反応が起きにくい配信面です。視聴ユーザーをリストとして後続の配信に引き継げるかどうかは、CTV投資の評価と設計に直結します。
CTV広告全体の設計はコネクテッドTV広告ガイドで解説しています。Yahoo!ディスプレイ広告のターゲティング全体はYDAターゲティングガイド、視聴後の追いかけ方の考え方はリマーケティング戦略ガイドも参考になります。