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Google広告「プロモーションモード」β提供開始|セール時の入札・予算を期間限定で拡張

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プロモーションモードとは何か

Googleは2026年6月、Google広告に「プロモーションモード(Promotion Mode)」をβ提供開始しました。セール期間や季節イベント、新商品ローンチといった一時的な需要増に合わせて、入札と予算を期間限定で拡張できる機能です。

通常モード目標CPA / 目標ROAS設定した目標値を維持日予算の範囲で配信安定重視の最適化通常の運用期間に使用プロモーションモード期間・目標値を個別設定目標値を一時的に緩和可能予算上限を期間限定で拡張機会損失を最小化する設計セール・イベント期間に使用

従来、セール期間中に入札や予算を変更するには、手動で設定を書き換える必要がありました。プロモーションモードでは開始日・終了日と期間中の目標値を事前に登録しておくことで、自動的に切り替えが行われます。

機能の仕組みと主な特徴

プロモーションモードは、Smart Biddingの上位レイヤーとして機能します。期間中は設定した目標値(tCPA・tROAS)と予算上限が優先され、期間終了後は元の設定に自動で戻ります。

主な機能は以下の通りです。

  • 期間指定の入札目標値変更:プロモーション期間専用のtCPA・tROASを設定できる
  • 予算上限の期間限定拡張:通常の日予算とは別に、期間中の上限を設定可能
  • 自動復帰:期間終了後、元の入札戦略・予算設定に自動で戻る
  • 対応キャンペーンタイプ:検索・ショッピング・P-MAXで利用可能(β段階のため順次拡大)

設定方法(管理画面の操作手順)

プロモーションモードはキャンペーン単位で設定します。以下の手順で操作してください。

  1. Google広告管理画面 → 左メニュー「キャンペーン」から対象キャンペーンを選択
  2. 上部メニュー「設定」→「入札」セクションを開く
  3. 入札戦略の詳細設定内に「プロモーションを追加」ボタンが表示される(β対象アカウントのみ)
  4. 以下の項目を入力する:
    • プロモーション名(管理用の任意の名称)
    • 開始日・終了日
    • 期間中の目標値(tCPAまたはtROASの数値)
    • 期間中の予算上限(任意)
  5. 「保存」をクリックして完了
①キャンペーン設定を開く②入札セクションプロモーション追加③期間・目標値を入力④予算上限(任意)設定⑤保存完了期間終了後は元の設定に自動復帰

Smart Bidding Explorationとの使い分け

同時期にGoogleはSmart Bidding ExplorationをフィードなしP-MAXに全面拡大することも発表しています。両機能の役割は異なるため、整理が必要です。

機能目的対象タイミング
プロモーションモード期間限定の入札・予算拡張検索・ショッピング・P-MAXセール・イベント期間
Smart Bidding Exploration新規需要の探索・拡張P-MAX(フィードなし含む)常時(探索的な配信)

Smart Bidding Explorationは「まだ獲得できていない新しいユーザー層」を探索するために、通常よりも広い入札範囲で配信を試みる機能です。一方、プロモーションモードは「既存の配信設計を維持しつつ、期間中の目標値と予算を一時的に変更する」ための機能です。

活用が想定されるシナリオ

プロモーションモードが特に効果的と考えられるシナリオを整理します。

ECのセール期間(年末年始・ブラックフライデー等) セール期間中はCVRが上昇するため、tCPAを引き上げてもROASが改善するケースがあります。プロモーションモードで目標CPAを一時的に緩和することで、機会損失を抑えた配信が可能になります。

新商品ローンチ ローンチ直後は検索ボリュームが不安定なため、通常の目標値では配信量が不足することがあります。プロモーションモードで目標値を緩めに設定し、初動の認知・獲得を優先する使い方が想定されます。

季節イベント(バレンタイン・母の日など) 短期間に需要が集中するイベントでは、事前にプロモーション設定を登録しておくことで、当日に手動変更する手間を省けます。

事前準備チェックリスト

プロモーションモードを設定する前に確認すべき項目をまとめます。

チェック項目確認内容
βアクセス確認管理画面に「プロモーションを追加」ボタンが表示されているか
過去データ確認同時期の過去セール時のCPA・ROASの実績値を把握しているか
目標値の設定根拠期間中の目標値を通常比でどの程度緩めるか根拠があるか
予算上限の設定期間中の支出上限を事前に決めているか
クリエイティブ準備セール訴求のクリエイティブ・LPが事前に用意されているか
終了後の確認計画期間終了後の数値確認スケジュールを設定しているか
Smart Bidding Explorationの状態P-MAXでExplorationがONの場合、予算拡張の影響を把握しているか

まとめ

  • プロモーションモードは、セール・イベント期間の入札目標値と予算を期間限定で変更できるβ機能
  • 開始日・終了日・期間中の目標値を事前登録することで、期間終了後に自動で元の設定に戻る
  • Smart Bidding Explorationとは役割が異なり、「探索」ではなく「期間限定の目標緩和」が主な目的
  • P-MAXでExplorationと併用する場合は、支出が想定以上に増える可能性があるため保守的な初期設定を推奨
  • 設定変更とクリエイティブ変更を同時に行わないことで、効果測定の精度を保つ

まず試すべき1アクションGoogle広告管理画面の対象キャンペーン設定を開き、「入札」セクションに「プロモーションを追加」ボタンが表示されているか確認してください。表示されていれば、次回のセール・イベント日程に合わせて事前設定を登録する準備を始めましょう。

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