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Search Consoleに生成AIの制御と専用レポートが登場|AI検索面への掲載可否を選べる新設定

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Googleは2026年6月3日、Search Consoleに生成AI関連の新レポートと制御設定を発表しました。AI Overviews(AIによる概要)やAI Mode(AIモード)への自サイトコンテンツの掲載可否を、サイト所有者が初めて選べるようになります。オプトアウト設定は6月17日から有効になり、段階的なロールアウトが進んでいます。本記事では新機能の仕様と制限、運用担当者が押さえるべき判断のポイントを整理します。

AI検索面への掲載可否をサイト所有者が選べるようになった

今回のアップデートで新しく導入されたのは「Search generative AI control(検索生成AIの制御)」という設定です。サイト所有者が、自サイトのコンテンツをGoogle検索の生成AI機能に掲載するかどうかを制御できます。対象となるのはAI Overviews、AI Mode、そしてDiscoverの生成AI機能です。

これまでサイト所有者には、生成AI面への掲載を個別に断る手段が用意されていませんでした。「AI検索面に出るか出ないか」を選べるようになった点は、露出設計における一つの転換点と言えます。ただし後述するとおり、この設定には重要な制限もあります。

この設定で制御できる範囲・できない範囲制御できる(掲載可否を選べる)AI Overviews(AIによる概要)AI Mode(AIモード)Discoverの生成AI機能除外すると生成AI面に自サイトの内容が使われなくなる影響を受けない(従来どおり表示)通常の検索結果Discoverフィード除外してもランキングには影響しない(シグナル非使用)

3つの制御オプションと設定方法

制御の選択肢は3つ用意されています。デフォルトは「含める」なので、何もしなければ従来どおり生成AI面への掲載対象になります。除外したい場合のみ、明示的に設定を変更する流れです。

オプション内容
コンテンツを含める(デフォルト)生成AI機能への掲載対象になる。設定変更は不要
除外する生成AI機能に自サイトのコンテンツが使われなくなる
親プロパティから継承子プロパティが親プロパティの設定を自動で引き継ぐ

設定場所は、Search Consoleの「設定」→「Search generative AI」です。設定変更の反映は数日以内で、キャッシュなどの影響により1〜2日かかる場合があります。

Search Console「設定」を開くSearch generative AI3択から選択反映は数日以内1〜2日かかる場合も

押さえておくべき制限事項

この設定は誤解が生まれやすいポイントがいくつかあります。特に次の2点は明確に区別しておく必要があります。

1つめは、除外しても通常の検索順位には影響しないという点です。オプトアウトしても通常の検索結果とDiscoverフィードには従来どおり表示され続けます。Googleはこの設定をランキングシグナルとして使わないと明言しています。生成AI面への掲載を断ったからといって、検索順位が下がる心配はありません。

2つめは、除外はクロール拒否ではないという点です。この設定で生成AI面への掲載を断っても、コンテンツ自体のクロールを止めることはできません。クロールを防ぎたい場合は、noindexやGoogle-Extendedなどの設定を別途行う必要があります。

  • 除外しても通常の検索結果とDiscoverフィードには表示され続ける
  • Googleは除外設定をランキングシグナルに使わないと明言している
  • 除外してもコンテンツのクロール自体は止まらない(noindexやGoogle-Extendedは別)
  • 自サイトを除外しても、他サイトのコンテンツがAI機能に表示されることは防げない

生成AIパフォーマンスレポートで露出状況を確認する

今回のアップデートでは、制御設定とあわせて「Generative AI performance report(生成AIパフォーマンスレポート)」も追加されました。AI Overviews、AI Mode、Discoverの生成AI面でのインプレッションを確認できるレポートです。生成AI面で自サイトがどれだけ露出しているかを、初めて数値で把握できるようになります。

ただし現時点で確認できるのはインプレッションのみです。クリック数や流入の指標には対応していません。あくまで「表示されているかどうか」を掴むための第一歩と捉えるのが妥当です。

レポートで見られる指標・見られない指標確認できるAI面でのインプレッションAI Overviews/AI Mode/Discover生成AI現時点では未対応クリック数流入(セッション)

展開状況は段階的なロールアウト中で、現時点では一部のサイト所有者に限定されています。英国のサイト所有者が先行しており、グローバル展開は予定されているものの時期は未発表です。日本での利用可否は明示されていません。管理画面に該当メニューが表示されていない場合は、順次の提供を待つことになります。

まとめ

今回のSearch Consoleのアップデートを整理します。

項目内容運用上のポイント
生成AIパフォーマンスレポートAI面のインプレッションを確認できる現時点はインプレッションのみ、クリックは未対応
Search generative AI control生成AI面への掲載可否を選べるデフォルトは「含める」
除外の効果生成AI面への掲載を止められる通常検索の順位には影響しない
除外の制限クロールは止まらないnoindexやGoogle-Extendedは別設定
展開状況段階的ロールアウト中日本での利用可否は明示されていない

まず試すべき1アクション: Search Consoleに生成AIパフォーマンスレポートが表示されているか確認してください。表示されていれば、AI OverviewsやAI Modeで自サイトがどの程度インプレッションを得ているかを把握するところから始めましょう。除外するかどうかの判断は、その数値を見てからで十分です。

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