Google広告、「目標コンバージョン単価」「目標広告費用対効果」の名称が復活。入札戦略の区別を明確化
Google広告のスマート自動入札の名称が変更されます。「目標コンバージョン単価(Target CPA)」と「目標広告費用対効果(Target ROAS)」の名前が復活し、ボリューム最大化の入札戦略とは明確に区別されるようになります。
名称の変更内容
| 変更前 | 変更後 |
|---|---|
| コンバージョン数の最大化(目標コンバージョン単価付き) | 目標コンバージョン単価(Target CPA) |
| コンバージョン値の最大化(目標広告費用対効果付き) | 目標広告費用対効果(Target ROAS) |
| コンバージョン数の最大化(目標なし) | コンバージョン数の最大化 |
| コンバージョン値の最大化(目標なし) | コンバージョン値の最大化 |
名称変更の経緯
Googleは以前、目標コンバージョン単価と目標広告費用対効果を独立した入札戦略として提供していました。その後、「コンバージョン数の最大化」や「コンバージョン値の最大化」のオプション設定として統合し、目標値を付けるかどうかで使い分ける形になっていました。
しかし、この統合によって「ボリュームを最大化する戦略」と「特定のパフォーマンス目標を達成する戦略」の違いが曖昧になっていました。今回の変更はその区別を元に戻すものです。
入札の挙動やパフォーマンスは変わらない
Googleは以下の点を明確にしています。
- 入札の動作に変更なし
- キャンペーンパフォーマンスに影響なし
- 広告主側の操作変更は不要
純粋に名称(ラベル)の変更です。管理画面やレポートの表記が変わりますが、設定内容や入札ロジックはそのまま維持されます。
API利用者への影響
Google Ads APIを使って入札戦略を操作しているシステムでは、以下の確認が必要です。
BiddingStrategyTypeenum の値TargetCpa、TargetRoasのスタンドアロンメッセージへの対応
APIドキュメントが更新された段階で、既存のスクリプトやツールへの影響を確認してください。
関連記事
参照元
SIGNALZ
運用型広告の実務経験をもとに、体系的なナレッジを発信しています。