この記事でわかること
- Google標準ショッピングキャンペーンで、目標ROAS設定を不要とする「コンバージョン値の最大化」入札が利用可能になりました。
- P-MAXでは既存の戦略を、標準ショッピングでも選べるようになり、両キャンペーンの機能差が縮小しました。
- 利益率や単価に幅がある場合は新戦略を、ROAS採算ラインが明確な場合は従来の目標ROAS入札を選びます。
生成AIによる要約
Google広告の標準ショッピングキャンペーンで、目標ROASの設定を必須としない「コンバージョン値の最大化(Maximize Conversion Value)」入札戦略が利用可能になりました。
何が変わったのか
これまで標準ショッピングキャンペーンで価値ベースの入札を行うには、目標ROAS(tROAS)入札戦略を選択し、具体的なROAS目標値を設定する必要がありました。
今回の変更で、ROAS目標を指定せずに「予算内でコンバージョン値を最大化する」入札が選べるようになりました。Googleの入札システムにより大きな裁量を与え、柔軟な最適化が可能になります。
P-MAXとの機能差が縮小
この変更が注目される理由は、P-MAXとの関係にあります。
「コンバージョン値の最大化」入札は、もともとP-MAXでは利用可能でした。標準ショッピングではこの選択肢がなかったため、価値ベースの柔軟な入札を行いたい広告主がフィードのみのP-MAXキャンペーンを作成するケースがありました。
今回の対応により、P-MAXと標準ショッピングの入札戦略の差が縮小しました。標準ショッピングの管理性と透明性を維持しながら、価値ベースの入札も活用できるようになります。
実務での判断ポイント
「コンバージョン値の最大化」が向いているケース
- 商品ごとの利益率や単価に幅があり、件数よりも売上総額を重視したい場合
- 目標ROASの適切な数値が定まっていない初期段階
- 予算に余裕があり、入札システムに裁量を与えてボリュームを伸ばしたい場合
目標ROAS入札を維持すべきケース
- 達成すべき採算ラインが明確で、ROAS目標を下回る配信を避けたい場合
- 広告費の効率管理を厳密に行いたい場合
段階的に展開されているため、管理画面に選択肢が表示されない場合があります。表示されない場合は、しばらく待ってから再確認してください。
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ryottaman
広告代理店で17年、現在は事業会社でインハウスマーケティングを担当しています。
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