LINE広告のクリエイティブ入稿規定ガイド|画像・動画サイズと審査の注意点
LINE広告の広告フォーマット一覧
LINE広告では、複数の広告フォーマットが利用できます。フォーマットごとに対応する配信面やクリエイティブの仕様が異なるため、配信目的に合わせて適切なフォーマットを選ぶことが重要です。
主なフォーマットは以下のとおりです。
- Card(カード): 横長の静止画・動画フォーマット。トークリストやLINE NEWSなど多くの配信面に対応
- Square(スクエア): 正方形の静止画・動画フォーマット。LINE VOOMやタイムラインとの相性がよい
- Vertical(バーティカル): 縦長の動画フォーマット。LINE VOOMでの全画面表示に対応
- カルーセル: 複数の画像を横スクロールで表示するフォーマット
- Small Image Ad: テキスト中心の小型広告。トークリスト上部に表示
配信面によって表示されるフォーマットが異なります。幅広い配信面に対応するには、CardとSquareの2サイズを用意するのが基本です。
運用メモ
トークリストへの配信ではSquare(1:1)フォーマットが最もCTRが高い傾向があります。トークリストはLINEユーザーが最も頻繁に目にする画面のため、ここでのパフォーマンスがキャンペーン全体の成果を大きく左右します。Card(16:9)だけで入稿しているアカウントは、Square版を追加するだけでCTRが20〜30%改善することがあります。
静止画の入稿規定
静止画クリエイティブの詳細な仕様は以下のとおりです。
サイズ一覧
| フォーマット | サイズ(px) | アスペクト比 | ファイル形式 | 最大容量 |
|---|---|---|---|---|
| Card | 1200 x 628 | 約16:9 | JPG / PNG | 10MB |
| Square | 1080 x 1080 | 1:1 | JPG / PNG | 10MB |
| カルーセル | 1080 x 1080 | 1:1 | JPG / PNG | 10MB |
| Small Image Ad | 600 x 400 | 3:2 | JPG / PNG | 10MB |
| Small Image Ad(アイコン) | 114 x 114 | 1:1 | JPG / PNG | 10MB |
静止画のデザインポイント
- セーフエリアを意識する: 画像の端は配信面によってトリミングされる場合があります。重要な要素は中央に配置してください
- テキスト量は控えめに: 画像内のテキスト面積が大きすぎると、配信パフォーマンスが低下する傾向があります。訴求ポイントを1〜2つに絞りましょう
- ロゴの配置: ブランド認知が目的の場合は、左上または右下にロゴを配置するのが一般的です
運用メモ
LINE広告ではMeta広告のような明示的な「テキスト20%ルール」はありませんが、画像内のテキスト面積が20%を超えると配信量が目に見えて減少します。テキストを多く入れたい場合は、画像はビジュアルに集中させ、訴求テキストはタイトル(20文字)とディスクリプション(75文字)に分けて入稿する方が配信効率が良くなります。
動画の入稿規定
動画クリエイティブは、静止画と比べてユーザーの目を引きやすく、情報量も多く伝えられます。ただし、サイズや長さの仕様を正確に把握しておく必要があります。
サイズ一覧
| フォーマット | サイズ(px) | アスペクト比 | ファイル形式 | 最大容量 | 推奨時間 |
|---|---|---|---|---|---|
| Card(動画) | 画面16:9 | 16:9 | MP4 | 1GB | 5〜30秒 |
| Square(動画) | 画面1:1 | 1:1 | MP4 | 1GB | 5〜30秒 |
| Vertical(動画) | 画面9:16 | 9:16 | MP4 | 1GB | 5〜60秒 |
動画の技術仕様
- 動画コーデック: H.264推奨
- 音声コーデック: AAC、128kbps以上推奨
- 最低解像度: 幅600px以上
- 最大再生時間: 600秒(ただし30秒以内を推奨)
動画制作のポイント
LINE広告の動画は、多くの場合ミュート状態で再生されます。音声がなくても伝わる構成にすることが大切です。
- 冒頭3秒でユーザーの興味を引く映像やテキストを配置
- テロップやキャプションを活用し、音声なしでも内容が伝わるようにする
- 動画の最後にCTA(行動喚起)を明確に表示する
以下は、LINE VOOMでの動画広告の表示イメージです。フィード上で自然に表示されるため、コンテンツに溶け込むクリエイティブが効果的です。
テキスト入稿の文字数制限
LINE広告のクリエイティブには、画像・動画に加えてテキスト要素も入稿します。テキストにはそれぞれ文字数の制限があるため、制限内で効果的なコピーを作成する必要があります。
| テキスト要素 | 文字数上限 | 備考 |
|---|---|---|
| タイトル | 20文字以内 | 配信面によって表示される |
| ディスクリプション | 75文字以内 | Card・Squareフォーマットで表示 |
| ボタンテキスト | 選択式 | 「詳しく見る」「購入する」「予約する」等から選択 |
| アクションラベル | 選択式 | CTAボタンのテキスト |
テキスト作成のコツ
- タイトルは20文字と短いため、最も伝えたい訴求を端的に表現します
- ディスクリプションは75文字をフルに使う必要はありません。読みやすさを優先し、40〜60文字程度にまとめるのが効果的です
- 数字や具体的なメリットを盛り込むと、クリック率が向上する傾向があります(例: 「初回30%OFF」「送料無料」など)
審査で落ちやすいポイント
LINE広告には審査プロセスがあり、クリエイティブの内容や表現が審査ガイドラインに沿っているか確認されます。審査落ちを防ぐため、よくある非承認理由を押さえておきましょう。
薬機法に関する表現
医薬品、医薬部外品、化粧品、健康食品などのクリエイティブでは、薬機法(医薬品医療機器等法)に抵触する表現が審査で問題になりやすいです。
- 「治る」「治療」など医薬品的な効能表現
- 「No.1」「業界最高」など裏付けのない最上級表現
- 使用前後の写真で著しい効果を暗示する表現
景品表示法に関する表現
- 「今だけ」「期間限定」と表記しつつ、常時同じ価格で販売している場合
- 「通常価格○○円が△△円」の二重価格表示で、通常価格の根拠が不明確な場合
- 合理的な根拠なく「最安値」「業界最安」と表記する場合
主体者の明示
LINE広告では、広告主が誰であるかを明確にする必要があります。広告主名やブランド名が不明瞭なクリエイティブは、審査で非承認となることがあります。
その他の注意点
- 過度な煽り表現: 「今すぐ申し込まないと損」のような過度な緊急性を煽る表現
- 不快感を与える画像: 過激な画像や、ユーザーに不快感を与える可能性のある表現
- 誤解を招くUI要素: 画像内に偽の「閉じるボタン」や「再生ボタン」を配置する手法
- ランディングページとの整合性: 広告の訴求内容とLPの内容が大きく異なる場合
審査は通常1〜3営業日で完了します。修正が必要な場合は非承認理由が通知されるため、内容を確認して再入稿してください。
クリエイティブのベストプラクティス
最後に、LINE広告のクリエイティブ全般に共通するベストプラクティスをまとめます。
複数サイズの用意
CardとSquareの2サイズを最低限用意しましょう。配信面の幅が広がり、配信機会が増えます。可能であれば、Verticalサイズも追加すると、LINE VOOMでの表示が最適化されます。
A/Bテストの実施
1つの広告グループに複数のクリエイティブを入稿し、成果を比較する運用が基本です。画像のデザイン、コピーの訴求軸、CTAの文言など、1要素ずつ変えてテストすると、改善の要因が特定しやすくなります。
クリエイティブの定期的な差し替え
同じクリエイティブを長期間使い続けると、ユーザーに見慣れられてクリック率が低下します(クリエイティブの疲弊)。2〜4週間を目安に新しいクリエイティブを追加し、成果の悪いものと入れ替えていくのが効果的です。
運用メモ
LINE広告は他媒体と比べてクリエイティブ疲弊が早く訪れます。LINEのMAUは9,700万人と巨大ですが、広告配信対象となるユーザープールは意外と限られており、同じユーザーに繰り返し表示されやすい構造です。Meta広告では3〜4週間持つクリエイティブでも、LINE広告では2〜3週間で差し替えが必要になるケースが多いです。常に2〜3本の「次の素材」をストックしておく運用体制を組んでおくことを推奨します。
配信面に合わせた最適化
トークリストに表示されるSmall Image Adは、小さなサイズで視認される前提でデザインする必要があります。細かい文字やディテールは避け、シンプルで目を引くビジュアルを心がけてください。
一方、LINE VOOMのVertical動画は画面全体を使えるため、没入感のあるクリエイティブが効果を発揮します。配信面の特性を理解し、それぞれに最適化されたクリエイティブを制作しましょう。
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参照元
SIGNALZ
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