Demand GenのビュースルーCV最適化が刷新へ|入札は動画のみ・新規はデフォルト有効・ディスプレイの動画はCPM課金に

この記事でわかること

  • Google広告がDemand GenキャンペーンのビュースルーCV最適化を更新し、入札を動画のみに限定します。
  • 新規キャンペーンはVTCがデフォルト有効になり、ディスプレイ枠の動画はCPM課金に変更されます。
  • ディスプレイ動画のCPM化はVTC有無を問わず適用されるため、全アカウントで費用影響を確認する必要があります。

生成AIによる要約

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Google広告が、Demand Gen(デマンドジェネレーション)キャンペーンのビュースルーコンバージョン(VTC)最適化について、入札と課金の仕組みを更新すると告知しました。適用は今後数か月以内で、対象はDemand Genキャンペーンのみです。

変更は「入札の対象アセット」「新規作成時のデフォルト設定」「対応する広告枠と課金方法」の3点です。キャンペーンは更新日に自動で移行され、広告主側で必須の対応はありませんが、ディスプレイ枠の動画はVTCを使っているかどうかに関係なく課金方法が変わるため、内容は把握しておく必要があります。

変更点の全体像

項目現在変更後
VTC入札の対象画像アセット+動画アセット動画アセットのみ
新規キャンペーンのVTCデフォルト無効(手動で有効化)デフォルト有効(不要なら手動で無効化)
対応する広告枠YouTube・DiscoverフィードYouTube・Discoverフィード・ディスプレイ
ディスプレイ枠の動画アセットの課金クリック単価(CPC)インプレッション単価(CPM)※VTCの有効/無効を問わず

1. VTC入札は動画アセットのみに

これまでVTC最適化は画像アセットと動画アセットの両方に適用されていましたが、変更後は動画アセットのみが対象になります。

動画と画像の両方を含む既存キャンペーンでは、画像のVTCは引き続きサブのコンバージョン列には表示されますが、入札の対象から外れ、メインの「コンバージョン」列には表示されなくなります。

つまり、画像アセット経由のビュースルーが多かったキャンペーンでは、変更後に「コンバージョン」列の数値が減って見える可能性があります。配信の実態が悪化したのではなく、計上位置が変わったことによる見え方の変化なので、前後比較の際は切り分けが必要です。

2. 新規キャンペーンはVTCがデフォルト有効に

これまで新規キャンペーン作成時のVTCはデフォルト無効で、使う場合に手動で有効化する方式でした。変更後は逆になり、新しいDemand GenキャンペーンではVTC最適化がデフォルトで有効になります。使わない場合は手動で無効にします。

すでにVTCを有効にしている既存キャンペーンの動作に変更はありません。既存キャンペーンは、無効にしない限り有効なままです。

3. ディスプレイ枠に対応、動画の課金はCPMに

VTC最適化の対応広告枠が、YouTubeとDiscoverフィードに加えてディスプレイまで広がります。

あわせて、ディスプレイ枠ではすべての動画アセットの課金方法がクリック単価(CPC)制からインプレッション単価(CPM)制に変更されます。注意したいのは、この課金変更はVTCを有効にしているかどうかに関係なく適用される点です。VTCを一切使っていないDemand Genキャンペーンでも、ディスプレイ枠に動画を配信していれば課金方法が変わります。

Googleは変更の理由を、課金方法を最適化の目標に合わせるためと説明しています。ビュースルーコンバージョンはクリックではなくインプレッションから生まれる成果のため、インプレッション課金(CPM)のほうが提供価値を正確に反映でき、動画アセットの入札競争力も維持できるという整理です。

実務でのアクションポイント

自動移行のため必須の対応はありませんが、次の3点は確認しておきましょう。

  • ディスプレイ枠の動画配信があるアカウントはCPC→CPMの影響を見積もる: 課金の単位が変わるため、クリック率の低い配信面ではコスト構造が変わります。移行後はディスプレイ面のセグメントで費用とCPAの推移を確認しておきましょう
  • 新規キャンペーン作成時はVTC設定を確認する: デフォルトが「有効」に反転します。ビュースルーを成果に含めたくないアカウントでは、作成フローでの無効化を運用手順に組み込んでおくと事故を防げます
  • 「コンバージョン」列の前後比較に注意する: 画像アセットのVTCがメイン列から外れるため、変更をまたいだ期間比較ではコンバージョン数・CPAが不連続になり得ます。レポートの注記や比較期間の設計でカバーしておきましょう

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ryottaman

ryottaman

広告代理店で17年、現在は事業会社でインハウスマーケティングを担当しています。

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