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フィードエラーの診断と修正ガイド|Merchant Center不承認・警告の原因と対処法

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Merchant Centerの問題は3層に分かれる

Merchant Center 問題の3層構造上にいくほど影響範囲が広く、緊急度が高いアカウント停止緊急度:最高アカウントレベル警告緊急度:高アイテムレベル不承認緊急度:中影響:該当商品のみ影響:全商品に制限影響:全商品配信停止

フィードエラーと一括りにされがちですが、Merchant Centerが検出する問題は影響範囲に応じて3つの層に分類されます。どの層の問題かによって対処の優先度と緊急度が変わるため、まず全体像を把握しておきましょう。

名称影響範囲緊急度
1アイテムレベル不承認該当商品のみ配信停止
2アカウントレベル警告全商品に制限が付く(表示は継続)
3アカウント停止全商品の配信が完全に停止最高

アカウント停止には「警告を経て段階的に停止」と「不実表示(Misrepresentation)による即時停止」の2パターンがあります。後者は警告なしで発生するため、予防策が特に重要です。

エラーの確認場所と診断フロー

Merchant Centerの「要注目」タブ(Products → Needs attention)が診断の起点になります。アイテムレベルとアカウントレベルの問題を一元的に確認できる画面です。

各問題には「Issue Details Page(IDP)」が用意されており、影響を受ける商品数の概算と推奨アクションが示されます。アカウントレベルの問題はページ上部のサマリーカードに表示されるため、見落とさないよう注意してください。

標準的な修正フロー

エラーの種類を問わず、基本の修正フローは以下のとおりです。

  1. 「要注目」タブで問題の一覧を確認する
  2. アイテムレベルかアカウントレベルかを特定する
  3. 原因カテゴリを特定する(データ品質/ポリシー/技術的問題/情報不備)
  4. フィード属性またはランディングページを修正する
  5. フィードを再送信し、再審査をリクエストする
  6. 承認ステータスを確認する(通常3〜7営業日)

頻出するデータ品質エラーと対処法

アイテムレベルの不承認で最も多いのは、フィード属性の不備や、ランディングページとの不一致です。ここでは発生頻度の高い4つのエラーを取り上げます。

価格の不一致(Price mismatch)

フィードのprice属性とランディングページの表示価格が異なると、Googleの自動クロールで検出されて不承認になります。セール時に起きやすいエラーです。

原因対処法
セール価格がフィードに未反映sale_priceとsale_price_effective_dateを使用する
フィードの更新頻度が低い最低でも日次更新に切り替える
税込/税抜の不一致フィードはLP表示と同じ金額にする

Merchant Centerの「自動アイテム更新」を有効にすると、軽微な価格差はGoogleが自動修正してくれる場合があります。

GTIN(JANコード)の不備

GTINは製造元が付与する商品識別コードです。日本市場ではJANコード(EAN-13、13桁)が該当します。桁数の誤り、チェックサム不一致、架空コードの提出はすべて不承認の原因になります。

自社製造品など、GTINが存在しない商品はidentifier_existsをfalseに設定してください。その場合はbrandとmpnの組み合わせで代替できます。

画像の問題

画像関連のエラーは種類が多く、以下の要件を満たさないと不承認になります。

要件基準
最小サイズ(非アパレル)100 x 100 px
最小サイズ(アパレル)250 x 250 px
推奨サイズ1,500 x 1,500 px
テキストオーバーレイ「SALE」「送料無料」等の文字は不可
ウォーターマークロゴの重ね合わせは不可

Merchant Centerの「画像の自動改善」機能を有効にすると、プロモーションオーバーレイをGoogleが自動除去して再承認されるケースもあります。

アパレル商品の必須属性

衣料品・履物・アクセサリーに分類される商品は、通常の必須属性に加えて4つの属性が必要です。1つでも欠けるとアイテム不承認になります。

属性名説明値の例
gender性別male/female/unisex
age_group年齢層adult/kids/toddler/infant/newborn
colorブラック/ホワイト/ネイビー
sizeサイズS/M/L/27cm

運用メモ アパレルカテゴリのフィードでは、これら4属性のチェックリストを別途用意しておくと漏れを防げます。google_product_categoryの自動判定でアパレルに分類された商品も対象になるため、自社の分類と異なるケースに注意してください。

ウェブサイト・ビジネス情報の不備

データ品質以外にも、ウェブサイト側の問題がエラーの原因になることがあります。技術的な到達不可やビジネス情報の欠如は、アカウントレベルの影響に発展しやすい点に注意が必要です。

ランディングページの到達不可

Googleのクローラーが商品ページにアクセスできない場合、アイテムが不承認になります。主な原因は以下の4つです。

  • robots.txtによるGooglebotのクロールブロック
  • リダイレクトの過多(リダイレクトチェーンが長すぎる)
  • 地域制限(日本国外からのアクセスを拒否している)
  • サーバーエラー(5xx系レスポンス)

Google Search ConsoleのURL検査ツールで、Googleが実際にページを閲覧できるかを確認するのが最初のステップです。

ビジネス情報の不備

連絡先情報(電話番号・住所・メールアドレス)がサイト上に掲載されていないと、アカウントレベルの警告につながります。返品・返金ポリシーが見つけにくい場所にある場合も同様です。これらの情報はフッターなど、アクセスしやすい場所に明記してください。

アカウント停止と再審査の対応

アカウント停止は全商品の配信が止まるため、最も影響の大きい問題です。特に不実表示(Misrepresentation)による停止は、警告なしで即時に発生します。

不実表示で停止される主な原因

原因具体例
連絡先情報の不一致サイトとMerchant Centerの登録情報が異なる
ポリシーの非掲載返品・返金ポリシーがサイト上にない
フィードとLPの乖離価格・在庫・送料がフィードとLPで異なる

再審査リクエストの注意点

修正完了後は管理画面の「レビューをリクエスト」ボタンから申請します。審査は通常3〜7営業日を要します。ここで注意すべき重要なルールがあります。

再審査に3回失敗すると、アカウントが恒久停止になるリスクがあります。ドメインやビジネス名単位で出稿が永久に禁止される可能性もあるため、修正が不十分なまま申請を繰り返してはいけません。申請失敗が続くとクールダウン期間が発生します。次の申請まで待機が必要になる点も留意してください。

確実にすべての指摘事項を修正したことを確認してから、再審査を申請してください。

フィード品質を維持する運用習慣

エラーが発生してから対処するのではなく、日常の運用で品質を維持する仕組みを整えておくことが理想です。

頻度確認項目
毎日「要注目」タブで新規エラーの有無を確認
週次不承認商品数の推移をモニタリング
月次フィード全体の属性充足率をレビュー
随時セール・在庫変動時のフィード即時更新

フィードは30日ごとに更新しないと期限切れとなり、ショッピングキャンペーンが自動で配信停止になります。定期的なフィード送信の仕組みが正常に動作しているかも、あわせて確認してください。

アカウントに登録できる商品数には上限があります。廃盤商品や販売終了品はフィードから削除するだけでなく、Merchant Centerの管理画面からも手動で削除する必要があります。クォータの90%以上を使用している場合は、Googleサポートに増量を申請しましょう。

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