· 4分で読める

LinkedIn広告ターゲティング実践ガイド|属性設定とMatched Audiencesの使い分け

目次閉じる開く

ターゲティング設計の全体像

LinkedIn広告のターゲティングは、大きく2系統に分かれます。ユーザーのプロフィール属性で絞る方法と、自社データを起点にするMatched Audiencesです。

前者はプロフィールに登録された職務や企業情報を使います。後者はCRM連絡先や企業リスト、サイト訪問者などを配信対象にします。この2系統を目的に応じて使い分けることが、ターゲティング設計の起点になります。

LinkedIn広告ターゲティングプロフィール属性職務・個人系職務役職レベルスキル企業系業種企業規模企業名Matched Audiencesコンタクトリスト企業リストリターゲティング予測オーディエンス

プロフィール属性ターゲティング

属性ターゲティングは、ユーザーが登録したビジネス情報をもとに配信先を指定します。主要な項目を系統ごとに整理します。

系統主な項目
職務・個人職務(Job Title)、職務機能(Job Function)、役職レベル(Seniority)、スキル、就業年数
企業企業名、業種、企業規模、企業収益、成長率、資金調達段階
学歴学位、専攻、出身校
デモグラフィック年齢、性別
興味・所属メンバーグループ、興味

役職レベルと職務機能の掛け合わせは、BtoBで頻繁に使う組み合わせです。「マーケティング機能かつマネージャー以上」といった指定で、意思決定に近い層へ配信できます。

企業規模や業種を加えると、さらに対象を明確にできます。ただし条件を重ねるほど推定オーディエンスは小さくなります。配信規模と精度のバランスを見ながら調整します。

Matched Audiences

Matched Audiencesは、自社が持つデータを起点に配信対象を作る機能です。属性ターゲティングでは届きにくい層へ、精度高くアプローチできます。

種類概要
コンタクトリストCRMの連絡先リストをアップロードして配信
企業リスト(ABM)ターゲット企業のリストを所属メンバーに配信
サイトリターゲティングInsight Tag経由で自社サイト訪問者へ再訴求
エンゲージメント広告や自社ページに反応したユーザーへ配信
予測オーディエンスシード情報をもとにLinkedInが類似層を推定

コンタクトリストと企業リストは、既存の営業データをそのまま活用できる点が強みです。サイトリターゲティングは、興味を示した層への継続的な接触に向いています。

予測オーディエンス(Predictive Audiences)は、シードとなるリストや行動データから見込みの高い層を推定します。第三者情報では、従来の類似オーディエンスがこの機能へ統合されたとされています。仕様は変化しうるため、公式ヘルプで最新情報を確認してください。

最小オーディエンスと配信規模

LinkedIn広告には、配信を開始できる最小規模があります。技術的な下限は300メンバーです。これを下回ると配信が始まりません。

ただし下限ぎりぎりでの運用は現実的ではありません。データが十分に蓄積されず、最適化が進みにくいためです。実務では、ある程度の規模を持たせた設計が一般的です。

単価の目安については、第三者調査による推計が中心で、業種や競合状況によって変動が大きいのが実情です。本ガイドでは具体額を断定しません。単価を検討する際は、第三者調査であることを明示したうえで、複数の情報源を照合してください。

よくあるつまずきと調整

絞りすぎで配信が伸びない

属性を掛け合わせすぎると、推定オーディエンスが極端に小さくなります。まず広めの条件で配信し、成果データをもとに段階的に絞る方法が安全です。

リストのマッチ率が低い

CRMリストのマッチ率が低い場合、データの鮮度や項目の整備状況を見直します。企業リストと属性条件を併用すると、規模を補いやすくなります。

属性とMatched Audiencesを別々に運用している

2系統を分断せず、ファネルの段階で役割を分けると効果的です。新規接触は属性ターゲティング、再訴求はMatched Audiencesという整理が実務では扱いやすくなります。

関連記事

この記事をAIと深掘りする

要約・疑問の解消に。記事のタイトル・URL・参照元を入れた質問文が自動で入力されます。

| 共有 はてブ

SIGNALZ メルマガ

厳選した実践ナレッジを週1回お届けします。

SIGNALZ

SIGNALZ

運用型広告の実務経験をもとに、体系的なナレッジを発信しています。

SIGNALZの記事はAIを活用して作成し、10年以上の運用型広告の実務経験をもとに内容を確認・監修しています。制作方針の詳細はサイトについてをご覧ください。

この記事について感想やご質問を送れます

誤りの指摘、補足情報、ご質問など、お気軽にどうぞ。