SmartNews広告に記事面キーワードターゲティング|記事の文脈を指定して配信先を絞る

この記事でわかること

SmartNews広告が2026年8月12日、プリセット型の記事面キーワードターゲティングをリリースしました。記事の見出しや本文に含まれるキーワードで配信先を制御でき、除外も設定できます。含めるキーワードは最低5つ必要、複数条件はOR判定、SMARTターゲティングとの併用では設定外へ配信が広がるなど、設計上の注意点を整理します。

生成AIによる要約

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SmartNews広告に、記事面のキーワードターゲティングが追加されました。SmartNews Ads ヘルプセンターが2026年8月12日付でリリースを告知しています。

これまで記事面の配信先はカテゴリ単位でしか指定できませんでした。今回のアップデートで、記事の見出しや本文に含まれるキーワードを条件に、配信先をより細かく制御できます。

ただし、そのまま使うと期待どおりに絞り込めない仕様がいくつかあります。この記事では機能の内容とあわせて、設計時に押さえるべき注意点を整理します。

何ができるようになったのか

追加されたのは「プリセット型」のキーワードターゲティングです。任意の語を自由に入力するのではなく、あらかじめ用意されたキーワードから選ぶ方式になっています。

入力欄に文字を入れると候補が表示され、そこから選んで追加します。含めるキーワードと除外キーワードの両方を設定でき、登録できるのは最大1,000件です。CSVファイルでの一括登録にも対応しています。

対象はStandard Adsの広告アカウントで、リージョンは日本のみです。

設定方法

広告グループの階層で設定します。

  1. 「掲載位置と記事コンテキスト」から「特定の配信面を選択」を開く
  2. 「記事面」を選ぶと「カテゴリ」と「キーワード」のセクションが表示される
  3. 「キーワード」欄に文字を入力し、表示された候補から選んで追加する

除外キーワードも同じ手順で設定します。含めると除外の両方に同じキーワードを追加した場合は、除外が優先されます。

設定画面では、カテゴリとキーワードが並列に置かれています。それぞれに「含める」「除外」の入力欄があり、キーワード側にはCSVでの一括アップロードのボタンも用意されています。

SmartNews広告の「掲載位置と記事コンテキスト」設定画面。記事面(SmartView)を選ぶと、カテゴリとキーワードそれぞれに「含める」「除外」の入力欄が表示され、キーワードにはCSVアップロードのボタンが並ぶ 画像引用元: プリセット型・記事面キーワードターゲティング機能のリリース(SmartNews Ads ヘルプセンター)

画面下部には「指定した記事カテゴリまたはキーワードを含む、または除外する記事に広告が配信されます」と明記されています。カテゴリとキーワードの関係もORである点は、次に述べる仕様とあわせて押さえておきたいところです。

設計で押さえるべき3つの仕様

公式ヘルプとFAQに、絞り込みの効き方を左右する記載があります。ここを読み飛ばすと、想定と違う配信になります。

含めるキーワードは最低5つ必要

配信できる記事が絞り込まれすぎないよう、含めるキーワードを使う場合は最低5つの指定が求められます。

つまり、狙った1語だけに絞る使い方はできません。関連語を4つ以上そえる必要がありますので、その分だけ配信先は広がります。キーワードを選ぶときは、中心となる語からどこまで広げてよいかを先に決めておくと設計しやすくなります。

キーワードは自由入力ではなく、プリセットから選ぶ形式です。入力欄に文字を打つと候補が絞り込まれます。

SmartNews広告のキーワード入力欄。「ニュース」と入力すると、ニュース、ニュース速報、ニュースゼロ、ニュースキャスター、ニュースウオッチ9といった候補がプルダウンで表示される 画像引用元: プリセット型・記事面キーワードターゲティング機能のリリース(SmartNews Ads ヘルプセンター)

複数条件はAND判定ではなくOR判定

複数のカテゴリやキーワードを指定した場合、いずれかに一致する記事が配信対象になります。公式FAQでは、両方の条件を同時に満たす記事のみに絞り込まれるわけではないと明記されています。

設定内容配信対象になる記事
キーワードA・B・C・D・Eを含めるA〜Eのいずれかを含む記事
カテゴリXとキーワードAを含めるカテゴリXの記事、またはキーワードAを含む記事

カテゴリとキーワードを組み合わせて精度を上げようとすると、逆に対象が広がります。絞り込みたいのであれば、除外の設定で削るほうが意図に近づきます。

SMARTターゲティングとの併用で設定外へ広がる

最も注意が必要なのはこの点です。SMARTターゲティングは配信結果に応じて自動的に対象を広げるため、設定したカテゴリやキーワードの外にも配信される可能性があります。

公式FAQでは、カテゴリやキーワードの指定を優先したい場合は標準ターゲティングを使うよう案内されています。サイト誘導とコンバージョンのキャンペーンではSMARTターゲティングが初期設定ですので、そのまま使うと絞り込みが効きません。

使いどころ

この機能が効くのは、商材とニュースの文脈が結びつく場面です。

たとえば季節性のある商材では、関連する話題が増える時期に配信を寄せられます。特定の分野に関心を持つ読者へ届けたい場合も、カテゴリより細かい単位で条件を指定できます。

除外の使い方も重要です。商材との相性が悪い話題を避けたいときに、キーワードで指定して外せます。含めるキーワードには最低5つという条件がありますが、除外側にこの制約はありません。ブランドセーフティの観点では、除外から入るほうが実務的です。

まとめ

項目内容
変更内容記事面でプリセット型のキーワードターゲティングを提供
提供開始2026年8月12日
対象Standard Adsの広告アカウント(日本のみ)
上限最大1,000件、CSV一括登録に対応
制約含めるキーワードは最低5つ必要
判定方法複数条件はいずれかに一致(OR判定)
最大の注意点SMARTターゲティング併用時は設定外へ配信が広がる

まず試すべき1アクション: 記事面に配信しているキャンペーンがあれば、まず除外キーワードから設定してください。商材と相性の悪い話題を数語外すだけでも、配信先の質は変わります。含める側の設計は、除外の効果を確認してからでも遅くありません。

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ryottaman

ryottaman

広告代理店で17年、現在は事業会社でインハウスマーケティングを担当しています。

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