この記事でわかること
Metaのビジネスヘルプによると、2026年9月からThreads広告の掲載にThreadsとInstagramのユーザーネーム一致が不要になります。Instagramを運用していないビジネスも、ネイティブのThreadsプロフィールで直接出稿できるようになります。段階的な導入のため、まだ使えないアカウントもあります。変更点、Meta Business Suiteでの追加手順、既存の広告への影響を整理します。
生成AIによる要約
Threads広告を出すのに、Instagramのアカウントが要らなくなります。Metaのビジネスヘルプセンターに、2026年9月からの変更として次の告知が掲載されました。

告知が載っているのは「Meta Business SuiteでビジネスポートフォリオのThreadsプロフィールを追加または削除する」のページです。Social Media Todayも9月21日にこの更新を報じています。Meta公式ブログなどでの発表は、本記事の執筆時点で確認できていません。
何が変わるのか|Instagramを経由しない出稿が可能になる
ヘルプの告知から読み取れる変更点は2つです。
- ThreadsとInstagramのユーザーネームを一致させる必要がなくなる
- Instagramプロフィールがなくても、Threadsプロフィールだけで広告を出せる
裏返すと、これまではInstagramが前提の仕組みでした。Threads広告は2025年1月に米国と日本でテストが始まりました。同年4月に対象の全広告主へ提供が広がっています。この間、ThreadsはInstagramのアカウントにひもづくものとして扱われてきました。
段階的な導入|まだ使えないアカウントもある
ヘルプには「これらの変更は段階的に導入されているため、現時点ではご利用いただけない場合があります」とも書かれています。9月から一斉に切り替わるわけではありません。
Social Media Todayも、全広告主にはまだ提供されていないと伝えています。自社のアカウントで試して使えなくても、設定の誤りとは限りません。
Threadsプロフィールをビジネスポートフォリオに追加する手順
告知と同じヘルプページに、Meta Business Suiteでの追加手順が載っています。ここでは2026年9月29日時点の記載を整理します。
前提条件
ヘルプの「はじめに」には、次の3つが必要と書かれています。
- ビジネスポートフォリオへのフルアクセス
- 同じビジネスポートフォリオ内のInstagramプロフェッショナルプロフィールまたはFacebookページ
- 公開に設定されているThreadsプロフィール
2つ目は「または」なので、Instagramがなくても、同じポートフォリオにFacebookページがあれば条件を満たすと読めます。Instagramを持たないビジネスは、先にFacebookページがポートフォリオに入っているかを確認しておくと安心です。
すでにThreadsを広告に使っている場合
既存のThreadsプロフィールで広告を出しているビジネスは、改めて追加する必要はありません。ヘルプの記載は次のとおりです。
- Threadsプロフィールはすでに同じビジネスポートフォリオにあり、使用できる
- Instagramプロフィールでのユーザーアクセスは、Threadsプロフィールにも自動的に適用される
- Threadsプロフィールの[設定]から、そのプロフィールで広告を出せる利用者を直接管理できる
- 既存の広告は、ThreadsやInstagramのユーザーネームを変えた場合も含めて、そのまま配信が続く
最後の点は、ユーザーネームを整理したいビジネスにとって大事です。ユーザーネームを変えても配信中の広告は止まらない、とヘルプに明記されています。
新しいThreadsプロフィールを追加する場合
新しく作ったThreadsプロフィールは、Meta Business Suiteで手動で追加します。Meta Business Suiteを初めて使う場合は、先にビジネスポートフォリオを作ります。デスクトップでの手順は次のとおりです。
- Meta Business Suiteで、左側の[設定]をクリック
- [アカウント]で[Threadsアカウント]をクリック
- [+ 追加]をクリック
- 利用規約に同意して[Threadsアカウントを追加]をクリック
- Threadsのユーザーネームとパスワードを入力し、[ログイン]をクリック
- 確認メッセージが表示されたら[完了]をクリック
この手順は、ヘルプの記載を整理したものです。変更が段階的に導入されている最中のため、管理画面の表示が手順と違うこともあります。実機での表示は確認でき次第、追記します。
影響を受けるケース
この変更で出稿のハードルが下がるのは、主に次のようなビジネスだと考えます。
- Instagramを運用していないビジネス: ビジュアル素材が少ないBtoB企業や、テキストでの発信を中心にしている企業など
- InstagramとThreadsで名前を分けたいビジネス: ブランドごと、事業ごとにアカウントを分けて運用している場合。前述のとおり、既存の広告はユーザーネームを変えても配信が続きます
- Threadsから運用を始めたビジネス: Instagramを作らずにThreadsだけで発信してきた場合
これまでは、Threads広告のためだけにInstagramを用意する必要がありました。運用する予定のないアカウントを作るのは、管理の手間が増えるだけです。この前提が外れることで、テキスト中心の訴求をThreadsで試す判断がしやすくなると見ています。
まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 変更内容 | Threads広告の掲載に、ThreadsとInstagramのユーザーネーム一致が不要になる |
| 対象 | Instagramを運用していないビジネスも、Threadsプロフィールだけで出稿できる |
| 時期 | 2026年9月から。段階的な導入のため、まだ使えないアカウントもある |
| 前提条件 | ビジネスポートフォリオへのフルアクセス、同じポートフォリオ内のInstagramプロフェッショナルプロフィールまたはFacebookページ、公開設定のThreadsプロフィール |
| 既存の広告 | ユーザーネームを変えた場合も含めて、そのまま配信が続く |
| 追加手順 | Meta Business Suiteの[設定]→[アカウント]→[Threadsアカウント]→[+ 追加] |
| 未確認の点 | 実機での画面表示。Meta公式ブログなどでの発表 |
まず試すべき1アクション: Meta Business Suiteの[設定]→[アカウント]→[Threadsアカウント]を開き、登録済みのThreadsプロフィールを確認してください。Instagramを持たない事業やブランドがある場合は、同じポートフォリオにFacebookページがあるかも合わせて見ておくと、追加がスムーズです。
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参照元
ryottaman
広告代理店で17年、現在は事業会社でインハウスマーケティングを担当しています。
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